105人目の「手相の田中宏和さん」にお会いしました。

土曜日の夕暮れの渋谷は喫茶ルノアール。
案内されたテーブルはラーメン屋のカウンターくらいの両隣との間隔で、
右の社会人になったばかりとおぼしき男は、
組んだ足のスニーカーのオレンジの底をこちらに向けながら貧乏ゆすりをし、
医薬品の効果効能をカラフルにまとめた参考書に熱心に書き込みをしている。
方や左のスーツの営業マンは、
私服で出てきた会計事務所勤務の青年を相手に
生命保険の契約書を書かせている。
向こうを見やれば大学生のサークルらしき男女十数名が
テーブルを4つくらいくっつけて和気あいあい。
もちろん一人イヤホンを両耳に刺して
MacBookAirに前傾姿勢で打ち込んでいる男子選手もいる。
やたら熱心に語りかけるスーツ姿の男に
もう一人の男という組み合わせがいくつか散見されるのは、
ほとんどが金融商品の営業と判定して良さそうだ。
つまり、怪しいのである、ここは。
この眉に唾を塗りたくりなるロケーションにおいて、
わたくし田中宏和は一人、
本を読みながら落ち着かぬまま座していたのであります。

そこへ前方から人影が。
スーツ姿の30歳前後の人物がこちらに向かってくるではないか。
明らかにわたくしはロックオンされている。
目があって確信した。
「あ、田中宏和さん?」
「はい」と、おずおずと申し出られたからには、
「どうぞ、どうぞ」と向かいの席を勧めるものの、
いざ面と向かって対峙してみると、
少々きまりが悪いことに気づいた。
両サイドに肘を突き出せば当たるほどの距離に他人がいる場所で、
もしここで、
「田中宏和です」「田中宏和です」と
お互い初対面ならではの名刺交換をしたら。
われわれ田中宏和こそ、
このルノアールでベスト怪しい人たちに急上昇ではないか!

昨晩の深夜、Facebookのメッセンジャーから連絡を受けた。
「あす所用で渋谷に行きます。
機会ありましたらご挨拶できる事を楽しみにしています(^^)」
これまでFacebook上での田中宏和運動関西地区忘年会の投稿でしか
見たことの無い田中宏和さんなのだから、
このお申し出に乗らずして、
「ほぼ幹事」たる田中宏和としては面目が立たぬ。

こうして晴れて105人目の田中宏和さんとお会いしたのでした。
喫茶店から場所を変え、
至近のイタリアンなカフェ&バールっぽいところで、
まずはビールで乾杯といきました。

手相の田中宏和さんと。
実はご新規の田中宏和さんとの面会は、
2013年の10月以来。

1年半ほど田中宏和初対面ブランクがありましたもので、
何となく気恥ずかしいものですね。

まるで男同士でお見合いしているかのように、
あれこれ聞いてしまいました。
兵庫県西宮市在住の32歳の田中宏和さんは独身で、
爽やかなナイスガイ。
「薬剤師の田中宏和さん」同様の医薬メーカーの営業職、
いわゆるMRの好男子ぶりに、
彼女募集中かどうかは未確認でしたが、
もし聞いていたら出会い系ホモカップルと
店員さんに怪しまれたかもしれません。
すでに関西地区の田中宏和の会では、
「手相の田中宏和さん」(仮)と名乗られているとのこと。
もちろん「手相の田中宏和さん」でいきましょう。

105 手相
なぜ手相なのかと言うと、
手相見の講習会を受けられたことがあって、
趣味で人の手相をご覧になっているそうです。
「せっかくだから僕の手相も観てくださいよ」となりますね。
今から思えば、
うつむき加減に恥じらいながら差し出す手を取られ、
しげしげと眺められている姿は男色2人組に他ならないですね。
しかも、ここは先日LGBTの条例が可決された渋谷区ですから、
ほぼ100%愛し合う男たち判定です。
これでは同姓同名ならぬ同性同盟ではないか!
という脱線はほどほどに手の線の話に戻りますと、
わたくし「ほぼ幹事の田中宏和」、
一般社団法人田中宏和の会の代表理事の田中宏和の手相は、
すこぶる良いそうです。
「神秘十字」に「昇り龍」に「ソロモンの環」があるそうで、
最強なんだそうです。
まるで薔薇十字団とヤクザとフリーメーソンが一緒くたになった、
秘密結社的なワードでありまして、
この三つを学ランの裏地にしたらどうなるんだろうと思うくらい、
よくイメージできないのですが、
良いのなら良いということで、
引き続き田中宏和運動を前進させようと思ったのでした。

しばらく田中宏和集会を企画できておらず、
田中宏和のみなさまにおかれましては申し訳ありません。
100人以上集まることを想定すると、
もはやホテルの宴会場くらいしか思いつきません。
そうなったら165人以上の田中宏和集会を実現して、
ギネス記録を見事樹立したいという欲が出て参ります。
田中宏和運動全国大会をスポンサードしていただける
企業、篤志家のみなさんの出現をつとに願うばかりであります。

でも、近いうちにプチっと田中宏和集会したいものです。

ほぼ幹事の田中宏和拝

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明日5月7日(木)J−WAVE『tokyo morning radio』に生出演します。

明日5月7日の朝8時30分頃、
J-WAVEの別所哲也さんMC『tokyo morning radio』に
一般社団法人田中宏和の会の代表理事として生出演します。
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/sp/

世界を取り巻く、あらゆるトピックの本質に迫る「MORNING INSIGHT」コーナーとのことですが、
連休明けの仕事が始まる首都圏の皆さんを脱力させるトーク内容になると思われます。
ついにJ-WAVEで『田中宏和のうた』が流れるのか⁈
わたくしがつくった泥臭い歌詞がJ−WAVEの考査にひっかかるのではと見込んでおります。

自薦他薦の田中宏和さん情報をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします!

ほぼ幹事拝

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2015年の元旦は、ほぼ日刊イトイ新聞×東京新聞×文化放送です。

あけましておめでとうございます。

世間では「年始に年賀状を出す」という風習が堅実に下火になっているようですが、

おかげさまで今年も田中宏和同姓同名年賀状2015をつくることができました。

喪中でもなく、ありがたいことです。

今年は毎年新作を発表させていただいている「ほぼ日刊イトイ新聞」の

「田中宏和 同姓同名観測所」コーナーだけでなく、

https://www.1101.com/e_tanaka/

東京新聞の東京版の元旦特集に晴れがましくも

わたくしのインタビュー記事と写真が載り、

さらに文化放送の「くにまるジャパン」おもしろ人間国宝コーナーに

おずおずと電話で生出演いたします。

http://www.joqr.co.jp/japan/

元旦早々こんなにお呼びがかかるとは、

今年こそ165人以上の田中宏和さんが集う

ギネス記録挑戦のタイミングなのかもしれません。

「田中宏和さん」のみなさまのみならず、

「田中宏和」という名前以外のみなさま方におかれましても、

新記録な一年でありますよう。

そして、しつこくも田中宏和さんの自薦他薦をお待ちしています。

今年もよろしくお願いいたします。

ほぼ幹事拝

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日本経済新聞に総まとめ的記事を書いていただきました。

世間では急速な円安株高が進み、世界ではすわスコットランドが独立かという緊迫した9月19日、日本経済新聞に世紀の暇ネタ田中宏和運動を取り上げていただきました。

日経電子版に紹介されると、

その日の昼の日経電子版メールマガジンで取り上げられ、

日経電子版メールマガジン09192014日経電子版メールマガジン09192014 のコピー

当日の日経新聞夕刊に掲載され、

日経電子版09192014

 

さらに翌日の20日の日経新聞朝刊の記事にもなり、

日経朝刊09202014

はからずも日本経済新聞上で田中宏和運動祭りの様相が生まれたのでありました。

二年前、日経新聞朝刊の最終面(文化面)に『田中宏和だよ全員集合』の記事を寄稿して以来の経済界進出です。(今は日経電子版の有料会員でしか読めませんが、こちら→ http://goo.gl/PHVmZ6)

今回、日経の編集委員の方から取材のご依頼を受けた時、「二度目ですが、いいんですか?」と聞いたところ、ご本人がこの本の著者だったんです。

画像)なぜ「田中さん」は西日本に多いのか(帯付き)

『なぜ「田中さん」は西日本に多いのか』

www.amazon.co.jp/dp/4532262577

もちろん同姓同名収集家としては、この本発売になってすぐに買っていましたよ。

とても面白い読み物だったものですから、「あ〜、あの著者の小林さんでしたか」と喜んで取材をお受けすることにしました。

お目にかかった小林旭さんならぬ小林明さんは、『私の履歴書』も担当されているだけあって、見事な聞き上手。思わず2時間以上話してしまったのでした。そして出来上がった記事が『同姓同名の不思議、ギネスに挑戦する田中さん』です。

http://s.nikkei.com/1BRbOqj

田中宏和運動20年の歴史のスーパー総まとめっぷりに感服いたしました。これから講演や講義の依頼があった時はこの記事を使わせていただきます。日経新聞なのに独自編集の動画も掲載のメルチメディア時代ですよ。もう媒体社の形式の違いは無くなってますね。

田中宏和運動20周年にふさわしい記事を秋の夜長の暇なひと時にご高覧ください。

引き続き猛烈に全国の田中宏和さんの情報をお待ちしております。

ほぼ幹事拝

 

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一般社団法人田中宏和の会を立ち上げました。

2014年2月4日の立春、大安に一般社団法人「田中宏和の会」を立ち上げました。

1994年のプロ野球ドラフト会議での「近鉄 田中宏和 投手 桜井商業」の衝撃のドラフト一位指名勘違い事件にはじまった田中宏和運動も、今年で20年のメモリアルイヤー。「苦節20年」とか書きたいところですが、いやあ楽しかった。おかげさまで103人の自分とは異なる田中宏和さんに会えました。

今回の法人設立はギネス記録への挑戦のためです。2011年の田中宏和運動全国大会で71名の田中宏和さんが集まったものの、ロンドンのギネス本部は事前の50名以上集まれば記録認定のお知らせとは異なり、本審査でアメリカのテレビ番組企画での164人のマーサ・スチュアート出演をギネス記録としたのです。ということは165人の田中宏和が集まれば記録更新です。「何でもないのに、世界一」の夢実現のためにはクリアする課題があります。田中宏和人口の多い東京を集会地にするとして、北は北海道、南は沖縄、さらには世界にも存在が認識されている田中宏和さんに集まっていただくには、交通費等の負担に対し、何らかの援助ができないか。そのためには法人格を持って、企業や個人からのご支援を受けれないか。もちろん企業協賛から今どきのクラウドファンディングまで視野に入れておりますよ。とくに「田中」という名前、「宏和」という名前を企業名に織り込んでいらっしゃる会社には、ネーミングつながりで是非積極的にご検討いただきたいと思います。「田中宏和運動なんぞ関係無し」と思ってきた、「田中貴金属」の広告宣伝ご担当者のあなた! 「宏和建設」のCSR推進室の美人室長のあなた!! ぜひ田中宏和運動への賛同をお願いいたしたく。そんなお知り合いをお持ちのみなさまにおかれましては、どうぞご推薦くださいまし。

自分と別人の田中宏和さんと会いはじめた頃、「そのうち田中宏和だけの会社をつくりますか」と与太話のように言っていました。その冗談が現実になりました。まずは最小限の3人の理事の田中宏和さんからのスタートです。行きがかり上、わたくしが代表理事をつとめまして、他にわたくしが最初に会った田中宏和さんである「渋谷の田中宏和さん」、そして田中宏和.comの立ち上げ運営にご尽力いただいている「WEBの田中宏和さん」。この3人で先日、登記簿に実印を押しました。

IMG_9437

 

左からわたくし「ほぼ幹事の田中宏和」「渋谷の田中宏和」「WEBの田中宏和」でございます。もちろん「一般社団法人」ですから定款も入念につくりました。以下、「目的等」を抜粋します。

当法人は、世界中の人々が有している名前に関し、文化的、芸術的、学術的なイベントを行うとともに、ソーシャルメディアの斬新な利用法の開発を通じて同姓同名の人々による新しいコミュニティの創造、親から与えられた名前を大切に生きる心の涵養、偶有的な人間の絆の尊さの啓発等を図り、もっと社会に寄与することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
(1)同姓同名による新たなコミュニティの創造を目的とするトークショー、ワークショップ、音楽ライブなどのイベント事業
(2)名前を通じた人の絆の魅力を伝える啓発事業
(3)名前を通じた相互扶助を進めるコミュニティ運営事業
(4)「人間にとって名前とは何か」を追求する研究事業
(5)前各号に付帯又は関連する事業

当方とても真面目に遊んでおります。遊びが高じて真面目になっております。今回の登記にあたりお世話になった行政書士の方によると、この奇怪な法人を受理していただいた法務局から後日連絡があり、「同姓同名の方ばかりが理事でわからないから、生年月日も併記するようにしてください」とのこと。それを受けて、「これは、珍しい登記簿ができますよ〜」とは、専門家ならではのマニアックなツボに入っているようです。

今後、このサイトのURLも.orgになったりするかもしれません。個人法人の皆様からのご支援も呼びかけることにもあると思います。おかげさまで田中宏和は法人として活動して行きます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

ほぼ幹事の田中宏和拝

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2014年の同姓同名年賀状を公開しています。

あけましておめでとうございます。

田中宏和運動の原点となったのは、

1994年のプロ野球ドラフト会議での近鉄一位指名の田中宏和さんと、

それをネタにした1995年元旦の年賀状でした。

この葉書一枚のアイデアが今に続いています。

2014年は田中宏和運動の20周年記念。

今年の新作を「ほぼ日刊イトイ新聞」で公開しております。

http://www.1101.com/e_tanaka/

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ほぼ幹事の田中宏和拝

 

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初の快挙!偶然出会った104人目の田中宏和さん

残暑が長引くうえに台風もせっせとやって来るなと思っていたら、
もうすぐ暦の上では立冬です。
田中宏和さんも田中宏和さん以外の方も短い秋を楽しまれているでしょうか。

さてしばらくここ「新着情報」の更新をサボっていましたが、
田中宏和運動はしっかりと運動しておりましたのです。
7月に吉本のYNNで配信、TBSのCSチャンネルで放映の
『ナマイキ! あらびき団』からお声がかかり、
田中宏和14人で収録に臨んだ模様が9月にオンエアになりました。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/v2085/
実はどんな出演になったかしっかりチェックできていないのですが、
きっと藤井隆さん、東野幸治さんに
田中宏和達のあらびきっぶりを突っ込まれたことと思われます。
しかし、冷静に振り返ると、
この番組は芸人発掘番組でして。

「いつの間にわれわれ田中宏和は芸人になりしや」ですよ。

思い返せば情報番組やバラエティと違い、
確かに撮影の現場も当たりが強かったですよ。
「お前ら、いったいどんな芸を持っとんねん?!」な空気が充満でしたし。

そんな芸人デビューの洗礼を受けながらも、
9月にはJ-WAVE『WONDER VISION』で
ナビゲーターの平井理央さんとの対談コーナー「OPINION」に出演し、
田中宏和運動のご紹介をしたりしました。
http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/opinion/147.html
なにしろ番組のキャッチフレーズが、
「一緒に社会を帰るアイデアを見つけて行こう!」ですからね。
お声がかかった時には晴れがましい気分でしたよ。

いやいや、この単なる同姓同名集めが
「ソーシャル・ムーブメント」になっていいものか、
いまだに半信半疑ですが、
田中宏和数の拡大のためには、
どんなところでも出て行く心意気は変わりません。
番組ディレクターの方も読まれていた、
今年出た内田樹さんと岡田斗司夫さんの対談本『評価と贈与の経済学』で、
アメリカの同姓同名の集まりについての言及がありまして、
なんでも「ジム・スミス協会」と言うんだそうです。
もう「ジム・スミス」と聞くだけで、
米軍戦闘機の大量爆撃にさらされ、
防空壕に逃げ込む田中宏和たちのイメージ映像が浮かんでしまいます。
マーサ・スチュアートの164人集会のギネス記録をすでに超えてそうで、
いまだ入念な検索はしておりませんが・・・。

さらについ先日、
CNNで同姓同名の人を探す旅をしている親子の話題があったそうです。
息子のDave Smithの勉強が頭打ちなのをきっかけに
全米中のDave Smithさんを探して旅をしているのだとか。
「成績を上げるにはもっと他にすることあるだろうが!」と
言いたいところですが、
この迂回に迂回を重ねるワインディングロード感がなんともたまりません。
米国人スミスの動向には今後とも警戒していきたいものです。

と、こちらまで脱線してしまいましたが、
その内田岡田対談では同姓同名がもたらす
ソーシャル・ネットワークの面白さについて語られていたのです。
そんな一部世論の後押しを受け、
ラジオ電波で「もっとみんな同姓同名で集まったらいいと思いますと」と、
のたまわってみたわけです。

すると、こないだはじめて行った歯医者の歯科衛生士さんに、
やおら「最近ラジオに出ていらっしゃいました?」と聞かれてしまいました。
虚を突かれてうろたえたあまり、
「ええ、同姓同名が趣味でして」と答えていました。
「趣味は同姓同名集めです」と朗らかに打ち出していた時代から、
もはや「趣味は同姓同名」です。
なにがなにやらわかりませんが、
今後履歴書などの趣味欄には踏ん切りよく、
「同姓同名」とだけ書くことにします。
あまりに動揺したものですから、
「24番目の田中宏和さんは、“歯医者の田中宏和さん”ですよ」と
大事な情報を伝えるのを忘れてしまったじゃないですか。

そして、同姓同名は時として
良からぬ事件を引き起こすこともあるんですね。
こないだ去年の医療費控除のために3月に確定申告したところ、
税務署から身に覚えの無い税金を払っていると連絡があり、
急ぎ提出書類をチェックしても
そんな項目は見当たらない訳です。
税務署側がよく調べたら、
なんと同じ今年の3月の同じ日に同じ会場で申告している
別の田中宏和さんがいらっしゃったとのこと。
「こんなことは滅多にありませんー」と
先方は平謝り状態でしたけど、
「それは同姓同名問題を甘く見ていますね」と言いたかった。
ええ、同姓同名間違いは日常的に起こりうるということを訴えたかった。
もちろん、そんな追いつめるようなことはしませんがー、
「田中宏和」という名前を背負って生きている限りは、
同姓同名間違いは覚悟の上です!

そんなこんなの「こちとら同姓同名には慣れているんだぜい」の
風を吹かせていたところ、
運命の日が我知らずやってきました。
J-WAVEのオンエアを聴いていた歯医者さんからの勧告を受け、
ついに観念して親知らずを抜くことを決め、
とある大学病院に朝から向かったのです。
初診ですから、いきなり抜きはしません。
あらかじめ指定された時間の15分前に受付に行って、
保健証を提出して、カルテをつくって、カードを発行してもらって、
待合室であてどなく初診を待つ。
できれば省略したい時間をスマホいじくり過ごしていたら、
「モリクミコさん」
「シミズケンタロウさん」などとの呼び声が耳に入り、
「今日は有名人と同姓同名の人が多いのか」と思っていたら、
「タナカヒロカズさん」との呼び出しがありました。
フルネームで呼ばれるというのは、
妙に恥ずかしいもんだなと診察室に入っていったのです。
診察の主にリスク説明というのは気の重いものでして、
今さらながら「抜かなくてもいいということは無いですか?」と
往生際の悪い質問を繰り出しつつも、
抜歯の日取りを決めて診察は終わり。
「あとは会計でお願いします」と言われ、
受付に戻り固いソファに腰掛けて、
テレビから流れる国会中継をぼんやり眺めていました。
何人もの人の名前が4、5人単位で呼ばれていきます。
「早送りできないのかな、この時間は」と思っていたところ、
何人かの名前とともに最後に
「タナカヒロカズさん」と声がかかったのです。
会計カウンターに行くと、
呼ばれた順に次々とお支払いをするシステム。
あらためて「タナカヒロカズさん」と
窓口担当の方がさらりと告げます。
もちろんカウンターに向かって身を進めますよね。
その時にもう一人、右手に同じ動作をした人がいたんですよ。
付近にたまっている人は我々二人だけです。
窓口の人はもう一度言います。
「タナカヒロカズさん」
わたくしは「はい」と答えました。
右手の人はそのままのポジションで突っ立っています。
「この人はひょっとして日本語が不自由な
アジアから来ている人なのではないか」
わたくしは、今ここに起きている状況をそう整理しようとしました。
窓口の「わたしは事務が得意です」と
顔に書いてあるような中年女性は、
あたふたとパソコンの画面を確認しています。

むむむ、これは。

「あ、ひょっとして名前が同じですか!
ぼくは田中宏和なんですけど、えっ?」と
右手の人を見たら硬直されていました。

いま・た・い・へ・ん・な・ことが起きている・の・か・も。

カウンター越しに出て来た領収書には、
「田中宏和」と書かれていました。
そして、もう一枚の領収書も差し出されます。
「田中宏和」
「え、同じ漢字ですか?」
「はい、漢字もご一緒ですねえ」
わたくしは右手の田中宏和さんを凝視しました。
あからさまに困った顔をされています。
しかし、ここは踏み込む時でしょ。
「あの、せっかくなので、
名刺交換させてもらっていいですか?
実はわたくし、同姓同名の人 と会うのを趣味にしていまして」
その刹那、「この田中宏和さん、
田中宏和運動を憎んでいる田中宏和さんだったらどうしよう」とも
考えましたとも。
もう勇気をもって初対面で告白のJK女子高生の心境。
「あー、知ってます。見たことがあります」
安心しましたーーー。

「あんたのしょうもない活動でこっちは迷惑してんだよ」とか言われたら、
その場は立ち去り居残って、
自分の持ち歯を全抜歯して帰るでもしないと収まらないじゃないですか。
いやはや、理解のある田中宏和さんで本当に本当によかったです。
さっそく田中宏和業界トークですよ。
「実は103人目にお会いする田中宏和さんです」とか、
「かれこれ20年近く同姓同名の田中宏和さんを集めて会っていますが、
偶然お会いした田中宏和さんは初めてです」とか、
「いま165人の田中宏和さんが同時に集まるギネス記録に挑戦中です」とか、
一気に畳み掛けてしまいました。

もう一人の右手の田中宏和さんは、
都内の法律事務所にお勤めの33歳の田中宏和さん。
これまでに仕事を通じて何人かの被告の田中宏和さんに出くわされた経験の持ち主です。
田中宏和耐性は高い人だったんですね。
しかも、温厚で柔和なお人柄。
偶然会う田中宏和さん初体験がこの田中宏和さんでよかったです。

104番目の田中宏和さんの名前は、
「バッタリの田中宏和さん」とさせていただきました。
田中宏和運動史で初の快挙ですから、
記念写真をと見渡したものの、
病院の一階受付は歯の悩みで憂う人たちだらけで、
とても「ちょっと写真撮ってもらっていいですか?」とは
聞けない重厚な空間でした。
ちょうどいい具合に制服の警備員さんを見つけまして、
いけしゃあしゃあとシャッターを押す係をお願いしてみました。
大学病院の受付で患者同士の記念写真を撮る人は、
なかなかいないんでしょうね。
手ぶれの心配があるくらいに笑っていらっしゃいましたが、
出会いの場所でパチリ。

バッタリの田中宏和さんと。

ここに新たな歴史が生まれました。

来年には同姓同名収集歴20年のわたくしが確信を持って言えます。
同姓同名の人と偶然出会うと、
今までの人生のどんなびっくり経験とも異質なびっくり感情を味わえます。

次はあなたの番かも!

ほぼ幹事の田中宏和拝

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103人目の「琉球の田中宏和さん」にお会いしました。

ここ東京は桜満開の春ですが、

田中宏和さんも田中宏和さん以外のみなさんもお元気にお過ごしでしょうか。

田中宏和運動をはじめて19年目、

自分以外の田中宏和さんと会いはじめて10年目の2013年、

103人目の田中宏和さんにお会いしてきました。

場所は業務で出張先の沖縄県は那覇市。

「沖縄出張」というと周りからうらやましがられる訳ですが、

滞在中は半径2キロ程度をうろうろしていただけで、

青い海は遠目に見ただけのリゾート感皆無の旅行中、

一服の清涼剤として新たな田中宏和さんとの出会いがありました。

IMG_6103

現在は那覇のお隣の浦添市にお住まいの、

わたくしの同年代の朗らかな田中宏和さんにお迎えいただきました。

ちょうど一年前に沖縄に出張で来た際に仕事で出会った人から

わたくしの趣味も知らないにも関わらず、

親切にも「同じ名前の人を知ってますよ」とのお申し出を受け、

「いや実は」と田中宏和運動を開陳して

同姓同名さんの連絡先を教えていただいていたものですから、

ご新規の田中宏和さんに「ようやくお会いできました」と言っていただけて、

田中宏和としてはうれしかったです。

もともとは名古屋のご出身。

転職支援の会社にお勤めだったので、転職に対する対抗が無く、

結婚を機に今後の増えるだろう家族のことも考えて、

14年ほど前に沖縄県に移住されたそうです。

さらっと書いておりますが、これは大変な決断だったと思うのです。

わたくしのように大学を卒業して

同じ会社に20年以上も勤めているものからすると、

会社を辞める、さらに移住するというのは、人生における革命ですよ。

「仕事はどうにかなると思いました」とは、

さすがいろんな人の転職のお手伝いをされた田中宏和さんだと納得しましたし、

(こう書くと自分のことのようですね)、

「どうにかなるさ」を意味する沖縄の有名な方言「なんくるないさ」の風土も

田中宏和さんを後押ししたようにも感じました。

IMG_6105

この写真を撮ってくれた店員さんも

この40過ぎのおっさん二人が

同姓同名出会い系デートとも感づかなかったことでしょう。

新田中宏和さんの呼び名、

つまり田中宏和業界内ネームは「琉球の田中宏和さん」となりました。

もう永住して「うちなーんちゅう」化するご決意から

ストレートなネーミングにさせていただきました。

琉球さんに教えてもらったのが、

「うちなーんちゅうは、おしぼりを畳んでコースターにする」慣習です。

たしかに周りを見渡せば、ほとんどの人がこのスタイルを実行されていまして、

ないちゃーでやまとんちゅーであることバレバレなわたくしは、

慌てて真似してみた次第。

IMG_6107

奥に映り込んでいるのは、もずくの天ぷらですね。

沖縄料理を肴に泡盛が進みまして、

「琉球の田中宏和さん」との会話も弾みました。

沖縄県恩納村で働いていらした「おんなの田中宏和さん」が、

去年東京に転勤になられたため、

田中宏和全国分布図的には沖縄が空白地だったのですが、

これで最南端の田中宏和さんは「琉球の田中宏和さん」となりました。

沖縄には琉球王国時代から「いちゃりばちょーでー」という言葉があります。

「一度会ったら皆兄弟」の意味です。

今回の沖縄出張で田中宏和運動は、いちゃりばちょーでーだと気づきました。

「沖縄に来られた田中宏和さんはぜひ連絡して欲しい」と

琉球さんは力強くおっしゃっております。

そのうち田中宏和運動全国大会@沖縄もあっていいですね。

南国のビーチを男だらけの殺風景にする破壊的催しになりますが。

 

103人目の田中宏和さんとの出会いのあと、

気温26度の那覇から飛行機で7度の仙台に向かい、

温度差約20度の移動で次の仕事を行いました。

仙台と言えば、震災前にはメールでやりとりをしていて、

震災後にお会いして田中宏和同姓同名ソング第2弾「名前さえあればいい」

一緒につくった「消防の田中宏和さん」です。

イベント実施の当日、休みの日にも関わらず、

カール・ルイスを一目見に会場にやって来られました。

IMG_6123

今回、沖縄から宮城への地方出張の6日間で

2人の田中宏和さんとお会いできました。

「いちゃりばちょーでー」の精神で

引き続き田中宏和運動を展開して参りたいと思っております。

全国の田中宏和さん、次の出張地が決まったらお知らせしますね。

ほぼ幹事の田中宏和拝

 

 

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2月20日(水)東京FM系列『クロノス』、22日(金)FM群馬『G☆FORCE』に出演します。

暦の上では春のはずが

東京では連日冷蔵庫の中にいるような日々が続いていますが、

今週は二つのラジオ番組で田中宏和運動のPRをいたします。

まず20日(水)東京FM系列全国ネットの『クロノス』

朝の8時前後の時間帯で前回の9月の出演以来の

田中宏和運動の進捗状況をお話しています。

さらに22日(金)FM群馬の『G☆FORCE』

番組内の「人間力向上委員会」コーナーで電話インタビューを受けました。

ということは、

群馬県在住でFM群馬リスナーの方におかれましては、

週2回も田中宏和運動の話を聴くことになってしまいます。

かたじけないですが、

まだ群馬在住の田中宏和さんにはお会いしたことが無いもので、

今週は群馬強化週間と思って群馬県民のみなさんには、

田中宏和さんを目を皿のようにして探す、

妊娠中の田中さんは息子の名前の候補に「宏和」をご検討いただくなど、

田中宏和運動へのご協力をよろしくお願いします。

ほぼ幹事の田中宏和拝

カテゴリー: 田中宏和の日々 | 2月20日(水)東京FM系列『クロノス』、22日(金)FM群馬『G☆FORCE』に出演します。 はコメントを受け付けていません

大新年会2013で通算100人の田中宏和さん突破!

すっかり正月気分も抜けた1月19日の土曜日、

田中宏和運動大新年会2013を開催いたしました。

昨年は本ムーブメントの一層の全国化を図るべく、

「田中宏和運動全国ツアー」と誇張気味に銘打って自らを鼓舞し、

せっせと西へ西へと遠征を重ね、

大阪、福岡、名古屋で田中宏和集会にかまけておりまして、

うっかり東京での集会をしておりませんでした。

そんな事情によりまして、

かれこれ一年以上ぶりの東京での田中宏和集会となりました。

この企画のきっかけは、

昨年の10月にわたくし田中宏和、渋谷の田中宏和さん、

社労士の田中宏和さんの3人の田中宏和で

まだお会いしたことの無い田中宏和さんの元に

アポ無し三銃士として突入したことによります。

その田中宏和さんは、

東京は日本橋で居酒屋の店長をされている田中宏和さんでした。

93番目にお会いした田中宏和さんは、

店名をそのまま田中宏和界での称号とした

「粋つ家の田中宏和さん」。

お会いして話をしているうちに、

「今度お店を貸切って田中宏和新年会をしましょう」と申し出たのでありました。

田中宏和さんだらけの居酒屋という白日夢の実現。

もちろん当日は店長の田中宏和さんも心得ていらっしゃいます。

店の前の看板に拍手を送りました。

たまたま路上を歩いてこの立て看を眼にした非田中宏和さんは、

「田中宏和という人は名前の露出狂なのか」と思われたことでしょう。

大筋間違いではないです。

しかも、これを書いたのはわたくし田中宏和ではないわけで、

集会歴も浅い田中宏和さんをして

ここまで筆を駆り立てる田中宏和運動の推進力に

あらためて他人事のように感動いたしました。

20名以上の田中宏和さんたちとそのご家族による新年会のはじまりです。

当日集まったこれまでにお会いしたことのある田中宏和さんは、

渋谷の田中宏和さん、WEBの田中宏和さん、理科の田中宏和さん、エンジニアの田中宏和さん、理事長の田中宏和さん、カメラの田中宏和さん、花祭りの田中宏和さん、社労士の田中宏和さん、歯医者の田中宏和さん、りんごの田中宏和さん、ランプの田中宏和さん、のっぽの田中宏和さん、ブレザーの田中宏和さん、証券の田中宏和さん、加速器の田中宏和さん、そして粋つ家の田中宏和さん(店長)とわたくし田中宏和の17名の田中宏和でした。

この17名が新しい田中宏和さんをお迎えします。

毎度の田中宏和さん同士が「田中宏和です」「田中宏和です」と言い合う名刺交換が

局地的に行われ、

この日は新たに5人の田中宏和さんと出会いました。

98番目の田中宏和さんは、

わたくしの会社の同期から紹介を受けた、

学生時代からのアメリカンなフットボーラー、

「アメフトの田中宏和さん」

99番目の田中宏和さんは、

商船大学ご出身の

「タンカーの田中宏和さん」

そして念願の大台三桁に突入の

100番目の田中宏和さんは、

もちろん「百番の田中宏和さん」

101番目の田中宏和さんは、

金沢ご出身だけど現在は先端な組織所属ということで、

「先端の田中宏和さん」

今思うと「ワンちゃんの田中宏和さん」でもよかったですね。

そして102番目の田中宏和さんは、

奥さまと4歳の男の子との家族三人で埼玉県越谷市から参上された、

「軟式の田中宏和さん」となりました。

ええ、あのテニスの流派の「軟式」が由来です。

他のご家族参加組の田中宏和さんと言えば、

2011年の田中宏和運動全国大会で

「小学一年生の田中宏和さん」として

衝撃のデビューを果たした「ブレザーの田中宏和さん」。

今回はご両親と3人でやって来てくれました。

期待通りのブレザー姿!

田中宏和界ナンバーワンのスマイルの持ち主は、

将来の夢は天文学者、オリジナル名刺も宇宙仕様の巨人ファンで、

唐揚げやチャーハンをたくさん食べる立派な少年として、

いつのまにか8歳になってました。

あれから2年経ったんだから当たり前ですね。

こちらも今日で44歳になりました。

早く家路に着くブレザーさんを中心に

このあと遅れてきた「のっぽの田中宏和さん」を除く、

他は全員おっさんの田中宏和で、

記念撮影です。

そして、サプライズ演出として、

二日後に誕生日を迎えるわたくしのために、

バースデーケーキが。

「HAPPY BIRTHDAY 田中宏和さん」「田中宏和より」という

一対の掛け軸のような、

金剛界と胎蔵界の曼荼羅のような、

コール&レスポンス自己言及パラドクス型のケーキがまばゆく差し出され、

「ここにいる全員田中宏和だよな」という自他融解、彼岸此岸混濁状態によって、

えにも言われぬ至福感を味わいました。

どうやら当日お越しになれなかった田中宏和さんたちからもの

ご厚意込みのケーキと知り、

田中宏和さんたちから受ける絆に感じ入りました。

どうもありがとうございました!

「友だち100人できるかな♪」という歌を小学校入学の時に歌った覚えがありますが、

まさかそれが同姓同名の田中宏和さんたちでできるとは思いもよりませんでした。

いやはや人生は生きてみるもんですね。

あらかじめの想像を超える体験が続々待ち構えているものです。

そんなおセンチメンタルな述懐はそこそこに、

「田中宏和」探しは人間だけではありません。

なにしろ田中宏和店長の店が会場ですから、

あちらこちらに「これは自分だったっけ」と思う「田中宏和」記号が散乱しています。

目のやり場に忙しいですよ。

もちろん感謝の念とともに

ケーキの札までバリバリ食べましたし。

さらに「りんごの田中宏和さん」からは、

最初に出会った時もそうでしたが、

信州のご実家の農園からりんごの差し入れが。

田中宏和コミュニティで、

自給自足できるんじゃないかとすら思いますね。

「軟式の田中宏和さん」のお子さんを

田中宏和さんたちが「自分が父だ」と言わんばかりに

寄ってたかって子育て支援ですよ。

そんなこんなで田中宏和運動大新年会2013は楽しい宴となりました。

当日発表しましたが、

165人の田中宏和集会イベントのギネス記録に向け、

「NPO法人田中宏和」設立の準備をはじめました。

インフレターゲット2%を掲げるアベノミクスなる

ちんけな政策が世間に踊っておりますが、

こちらは成長率200%を目指すタナカヒロカズミクスでいきたいと思っとります。

まずは200人の田中宏和さんを覚える記憶力を強化でしょうか。

ほぼ幹事の田中宏和拝

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