【御礼】178人の「同姓同名の最大の集まり」ギネス世界記録を達成できました!


2022年10月29日(土)東京・渋谷にて、
それまで2005年にアメリカの実業家マーサ・スチュワートさんが持っていた、
164人の「同姓同名の最大の集まり」を抜き、
178人のタナカヒロカズの集いでギネス世界記録を達成することができました。ギネスワールドレコーズ公式ページ記録ページ

こちら GUINESS WORLD RECORDS公式サイトの”Largest gathering of people with the same first and last name”ページも更新されました。(広告が多いので画面キャプチャを編集して画像にしてみました)

関係者のみなさま、ご協力、ご支援をいただいたみなさま、熱かったり温かったりする応援をくださったみなさまへの御礼を込めて、今年の元旦から振り返ります。

タナカヒロカズ運動のきっかけは、1994年のプロ野球ドラフト会議で近鉄バファローズの第一回選択肢名選手が「田中宏和」投手だったことで、先日のAFP通信記事を直訳すると「雷に打たれたような喜び」に襲われたことにあります。そして、翌年の元旦の年賀状をそのネタで製作しました。

1995年の年賀状

この一枚の年賀状がギネス世界記録にまでつながるのですから面白いものです。このたった一枚の年賀状が無ければ、178人のタナカヒロカズの集いの記録は無かったのです。
いかに思わぬ勘違いと、ちょっとした思いつきと、軽はずみな行動が大事かがよくわかります。

3年目からは会社の同期のアートディレクター、植村倫明くんがデザインを担当してくれて、続けているうちに2002年の「ほぼ日刊イトイ新聞」の年末年始の「留守番番長」企画で、糸井重里さんからの大抜擢で12月30日の1日を臨時編集長的に担当、コンテンツの一つとして、「田中宏和・年賀状の軌跡。今ならまにあう、年賀状アイデア集?」として、これまでの同姓同名年賀状コレクションを世界に公開したことで、翌年に生まれてはじめて「自分と違う田中宏和さん」と出会う訳ですから、植村くんと糸井さんのおかげで現在237人のタナカヒロカズの会はあります。

以来、毎年続けている年賀状シリーズの2022年バージョンはこちらでした。

あらためて見ると「N」が足りていません。
それはともかく、この元旦に10月29日のギネスチャレンジを宣言しました。
これはもう直感でしかありません。2020年に行うはずだった田中宏和運動全国大会を延期し、今年の10月末には新型コロナウィルスの感染状況も落ち着いているだろうという楽観的観測です。結果的にはラッキーでした。
しかし、元旦時点では160人の田中宏和の会で、ギネス世界記録の164人にも届いていませんでした。

今回の成功は、「タナカヒロカズ運動」へのブランドリニューアルという大きな戦略変更、それに基づく主要な3つの戦術の適切なタイミングでの着実な実施に基づくものだと、ビジネス目線では言えると思っています。「戦略」やら「戦術」やら好戦的な用語への違和感はありつつも、3つの効果の大きかった施策は、
1.3月7日に放送されたテレビ朝日『激レアんを連れてきた。』への出演
2.10月13日に産経新聞への「尋ね人広告」の出稿
3.10月26日に日本テレビ『スッキリ』でのスタジオ生出演
でした。

この『激レアさんを連れてきた。』の出演オファーは、昨年の10月にいただいており、その後、収録日程の連絡は無かったのですが、きっと出ると新たな田中宏和さんとの出会いが増えるだろうなという期待と確信があり、元旦の時点でそれを織り込んでの記録挑戦宣言をしたのでした。

ビビりながらも2月に行った収録で、若林正恭研究員、弘中綾香研究員助手、客員研究員の生田絵梨花さん、吉村崇さんから、世界記録達成の応援や励ましの言葉をかけてもらうことで自信につながりましたし、若林研究員の「田中宏和の中心で田中宏和を叫んでいる人」のラベリング能力に驚嘆歓喜いたしました。3月7日の放送中からinfo@tanakahirokazu.comへのメールの着信多数、もちろん田中宏和さんからもの大反響。結果的に十数人の田中宏和さんとリモート初対面できることになりました。一方で「田中宏和」の漢字にこだわっていては、今年マーサ・スチュワートの164人は抜けないなとも確信しました。

ということで、2月に仕事の関係で会った人から「友人に漢字が違うタナカヒロカズさんがいますよ」と聞き、ご紹介してもらったのが、4月に会った176人目の「尋常の田中尋和さん」でした。リモート初対面の渋谷のラジオ「渋谷の田中宏和」5月10日の放送は、こちらです。かくして「尋常の田中宏和さん」は、勇気あるファースト・ペンギン、田中宏和の会をタナカヒロカズの会に変えた一人目となりました。

176 尋常

イベント実施半年前に行った、田中宏和さんコアメンバーと東京カルチャーカルチャーの横山シンスケ店長(東急メディアコミュニケーションズのチーフプロデューサー)との4月のキックオフミーティングでは、「グローバル対応で、漢字を問わないタナカヒロカズ運動にブランドリニューアルし、今回は三度目の正直でギネス世界記録を達成する」の方針を確認しました。この時点では「そもそもコロナ禍でできるのか」という状況でしたし、わたくし自身も7月末に罹患したオミクロン株が鎮静化しはじめた8月下旬くらい、この疑念はもやもやし続けました。

この横山シンスケさん無しに、タナカヒロカズのギネス世界記録はありません。2009年にV6さんがMCのTBS『新知識階級クマグス』に出演し、まだ8人の田中宏和の会を面白がっていじっていただくことで、「ほぼ日」に次ぐ、田中宏和運動の第2次ビッグバンを迎えます。数回にわたる出演で「何人になりました?」「田中宏和Tシャツを着てますよ、家で」とか、収録の度に優しく声をかけてもらった井ノ原さんがジャニーズの社長になると、2022年からタイムマシンでやってきた人間に言われても冗談としか思わなかったでしょう。恩人V6の解散は残念ですが、メンバーが”世界一の名「タナカヒロカズ」のニュースを悪い冗談と軽い衝撃を受けてもらっていたらうれしいです。2010年2月に14人の田中宏和さん著の書籍『田中宏和さん』(リーダーズノート)を出版し(今をときめくAR三兄弟の川田十夢さんによる世界初のAR実装本)、前年にリリースしたオリジナルソング『田中宏和のうた』(作詞・田中宏和、作曲・田中宏和、歌唱11人の田中宏和)とあわせて14人の名前を並べた書籍広告が話題になっていた頃、当時お台場でサブカルイベントの聖地であった東京カルチャーカルチャーの横山店長から「田中宏和が集まるイベントをしませんか?」というメールをいただいたのです。「そんなの成立するんですか?」とためらったものの、書籍の帯文を糸井重里さんとともに「この運動は、くさしにくい。」と表す名言をいただいたリリー・フランキーさん(今や世界的名優)が共通の知人であるということもあって、「ま、信用していいかな」と『田中宏和運動全国大会2010』というネーミングを提案したのでした。

2人、テキストの画像のようです

横山店長は、ご自分でネタにされていますが、「この写真を映画で映り込む指名手配のポスターに使いたい」と言われるような風貌です。道ですれ違ったら目を合わさないタイプですね。
実際に蓋を開けてみると、本当に全国から33人の田中宏和さんが集まり、田中宏和さん以外もイベント観覧の来られる盛況に。横山店長から「幹事、これはギネス記録になるんじゃないですか?」との思いつきに促され、ロンドンのギネスワールドレコーズ本部に英語で問い合わせをしたのが、12年前。「これまでに無い記録カテゴリーなので、50人以上集まる会をすればギネス世界記録認定します」との回答をもらって、「50人なら来年実現できるんじゃない」と実施した田中宏和運動全国大会2011で71人の田中宏和さんが集まりました
翌年の年賀状はこうなりました。
2012年の年賀状

しかし、2012年の1月にギネスワールドレコーズから記録についてメールが来ました。「reject」却下の単語に目を疑いました。本審査の過程で2005年にアメリカのカリスマ主婦にして実業家マーサ・スチュワートさんがNBCのテレビ番組の企画で164人集まった記録が見つかった。そんな・・・。有頂天になっていたのに奈落の底に落とされた気分。いろいろ文句を言いたいけれど従うしかないと、最初に電話で報告したのは横山店長でした。
思えば、この時に記録達成していたら、タナカヒロカズ運動も下火になって、こじんまりした会で終わっていたかもしれません。この挫折があったからこその2022年だとつくづく感じますね。たまたま東京カルチャーカルチャーが、その後、渋谷に移転して来られたのも不思議なご縁としか言いようがありません。

今回、難航したイベント会場の場所抑えにはじまって、横山店長の上司、東急株式会社の林宣彰さんには大変お世話になりました。当初、渋谷と言えば東急村、きっと東急さんお持ちの会場があるでしょうと高を括っていたら、10月29日(土)はどこも予約済みとのこと。東京カルチャーカルチャーは定員が170名程度とのことなので、記録挑戦会場にはできません。「人が集まることができれば、ホールや宴会場でなくても、どこでもいいんですよ。極論すると映画館でも」と言ったら、「そういえば、ウチの上に映画館がありますよ」と見つかったのが、東急保有のcocoti SHIBUYA(渋谷ココチビル)の4階が東京カルチャーカルチャーで、8階にヒューマントラストシネマ渋谷のシアター1が定員200名の劇場でした。1回分の上映営業補償を値引きして貸出していただけることが決まったのは6月でした。まさに、ヒューマントラスト!そして、当日、同伴者も含め200名の客席がぴたりと収まったのですから、これもラッキーでした。

わたくしが「最初に会った他人の田中宏和さん」は、渋谷区育ちで渋谷で会社経営をするインタストリアルデザイナーの「渋谷の田中宏和さん」で、今回のブランドリニューアルにあって、カタカナロゴに加えてグローバルロゴも開発してもらい、エントリーページの制作などIT系はタナカヒロカズの会のCTO「エンジニアの田中宏和さん」に担ってもらい、今回のPR動画の制作は「WEBの田中宏和さん」が担当。事務取りまとめは「司法書士の田中宏和さん」にお願いしました。そして、今回のギネス世界記録達成の立役者、タナカヒロカズさんへの拡張MVPと言っていい、179人目の「花の田中浩一さん」(主宰されている花のサイトからのあだ名です。)とは、7月にリモート初対面しました。ご本人は「昔から”コウイチ”と読まれるのが嫌だったんです。”ヒロカズ”なんです」と猛烈な勢いで、SNSを駆使し、漢字は違うタナカヒロカズさんたちへのアプローチを開始されました。おかげさまで「コーチの田中弘和さん」、「三浦海岸の田中弘一さん」、「土地活用の田中寛和さん」、「二輪の田中寛一さん」と立て続けにお会いすることができました。

同姓同名タナカヒロカズさんだけで挑むギネス記録、頑張らずに「親のおかげで世界一」を達成できるか 「田中宏和運動」28年間の脱力エピソードと、意外に深いその哲学(47NEWS)

7月末にはサイトをリニューアルし、イベントのエントリーページもオープンできました。これまでのタナカヒロカズの会のメンバーや連絡は取れても、まだお会いできていないタナカヒロカズさんや関係者の方々にメールなどでお知らせしたものの、8月31日時点で99名のエントリー止まり。このあたりから夜は寝られなくなってきました。

明け方に「イベント会場がたくさんの人でごった返して、横山店長に”どうなってます?”と声を荒げる」夢を見ました。結果的にこれが正夢になるとは思えぬ、不安の日々が本番の前日まで続くことになりました。

タナカヒロカズ挑戦イベントエントリー

今回の頭痛の種が、全国から集まるタナカヒロカズさんたちへの交通費補助の予算確保。そのための協賛スポンサー集めでした。友人知人ルートで当たりましたが、ことごとく難しいことがわかり、キャンプファイヤーのクラウドファンディングを行うことにしました。9月23日からスタートし、法人コース、個人コースを設けましたが、最終的に全体の目標額には達せず、法人の支援はゼロ。早々に支援してくださった個人のみなさんには激しく感謝しています。「そんなん知らんがな」案件であるにも関わらず、この挑戦に込められた信念とユーモアを解し、お金を出していただいた心意気には頭が下がります。どうもありがとうございました。国際的に流通したニュース画像に映り込んむ記録達成ボードを目にした法人系の方々におかれましては、ぜひ2026年の全国大会でのご協賛をご検討ください。このクラファンスタート時のタナカヒロカズさんエントリーが113名ですから、これは何か違う手を打たねばという気持ちが相当高まっていました。

そう言えば、「広告」という打ち手があるぞと今さらながら気づいたのです。灯台元は超暗し。さらに新聞の「尋ね人」広告という手法なら安く広告できるのではないか。そう思って相談したのでした。年賀状担当デザイナーの植村倫明くんにも相談し、全5段(1ページの3分の1)の尋ね人広告が産経新聞でなら出せそうとなった時はうれしかったですね。絶対に話題にするつもりで広告をつくりましたので。もちろん費用はそれなりで、一般社団法人田中宏和の会の預金だけを使うのは良くないなと思い、わたくし独りの決断だから自分個人が多く出すことを決めて、信用調査で難ありなので、前払い金と言われ、振り込みボタンを力強く押した感触はこれからも忘れないでしょう。何よりも実現できたのは、新聞担当の営業の秋山翔くん、そして産経新聞の上席執行役員で広告局長の近藤豊和さんの寛大なご理解と多大なるご尽力、担当の野崎さんのサポートがあってのことでした。

産経新聞尋ね人広告

9月30日に出していたプレスリリースの反響がいまいちだったので、もう一度、10月13日の新聞広告出稿に合わせ、当日にプレスリリースを出しました。エントリーはと言うと、出稿日から翌日にかけて3名増のみでトータル133名。万事休すかと思いきや、翌日14日の夜にJ-CASTニュースで「「ギネスに挑戦」同姓同名集め 新聞の「尋ね人」で「タナカヒロカズ」求む」の記事が出て、LiveDoorニュースに転載され、Twitterで発信されることで、いわゆるバズになりました。あっと言う間にリツイートは2,000を超えまして、翌日15日(土)のLineNewsダイジェストに出ました。

LINE NEWS見出しIMG_0773

この話題性にともなってエントリーも2日間で10人ほど伸びました。さらにこの新聞広告の話題とともに紹介したいとTBS「Nスタ」から連絡が入って、「これは流れが来たな」と思いました。17日(月)での放送に向け、「タナカヒロカズさんがZoomで集まってるところをインタビューしたい」とのディレクターの求めに応じ、前日の夜に急きょ呼びかけたところ集まったわたくし以外の3人のタナカヒロカズさん、渋谷のタナカヒロカズさん、司法書士のタナカヒロカズさん、フェンシングのタナカヒロカズさんが、なんと7月21日生まれだとわかった時の衝撃はもはや怖かったです。もう神がかってる事態・・・。今回は記録達成できるという予感を強めました。「Nスタ」の担当の倉岡舜さんは、2020年の8月に「田中宏和の会」150人到達の際もストレートニュースでZoomによる旭川の田中宏和さんとの初対面を扱ってくださり、その時の素材だけでなく、2017年の情報番組『ビビット』の素材も活用され、局内で共有してもらったので、今回はTBSの各情報番組、ニュースで広く紹介してもらえました。新型コロナウィルスは去年大事な仲間を失う禍でしたが、出会いのリモート化、初対面のデジタルトランスフォーメーションで着実にご新規の田中宏和さんの増加にもつながったのは事実として記しておきます。

10月21日には、2017年の前回の挑戦から取材してくださっている共同通信の小田智博記者の『同姓同名タナカヒロカズさんだけで挑むギネス記録、頑張らずに「親のおかげで世界一」を達成できるか 「田中宏和運動」28年間の脱力エピソードと、意外に深いその哲学』という記事が全文デジタル公開になりました。前週の記事配信で各地の地方紙には掲載がはじまっていた原稿ですが、今回の挑戦について書いてもらった記事の中でも最も長く、最も広く、最も深い内容のギネス世界記録的記事になっています。

また産経新聞には広告掲載云々以前に、2010年からですから今回の取材記者で最古参の道丸麻耶記者がいらっしゃって、前々から次の挑戦は必ず取材記事にすると言ってくださっておりました。『三度目の正直なるか? 全国のタナカヒロカズさん集え 29日にギネス挑戦』は、長年見続けてこられた人ならではのあたたかい応援を感じました。産経グループでは、新聞広告に呼応するようにサンケイスポーツの篠崎誠社会部キャップにより『【こちらサンスポ社会班】集まれ!全国の「タナカヒロカズ」 当日飛び入り大歓迎、29日「同姓同名集合」ギネス挑戦へ』という記事にしていただけました。

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やはりスポーツ新聞は混沌とした紙面構成が魅力です!

共同通信小田記者曰く、「思わず協力したくなるタナカヒロカズ運動の引力」があるらしく、毎日新聞では2011年から取材してくださっている野村房代記者が「当日行けないので先輩社員を紹介します」と義理堅いご対応をしてくださいました。増田博樹記者に『全国のタナカヒロカズさん、29日に渋谷集合 ギネスへ三度目の挑戦』と告知記事を出してもらえました。今検索してみたらTikTokでの毎日新聞アカウントでも当日の様子を紹介していただいておりました。「うちは当日、速報を出します」と予告されていましたが、TikTokにまでとは知りませんでした。

タナカヒロカズ運動全国大会2022まであと1週間。その時点での票読み的には「なんとかギリギリいけそう」でした。出張で那覇市の「沖縄産業まつり」の取材に行く前に会場隣りのパワースポットとして知られながら、いまだ伺ったことの無い「沖宮」に参拝してみようと思った朝、2003年に作家の荒俣宏さんの慧眼による推薦でマスメディアではじめて田中宏和運動を取り上げてくださり、昨年も記事にしてもらった朝日新聞の浜田奈美記者から「社会部記者から連絡が入ります」との知らせを受け、日本テレビのご近所さん報道の服部一孝さんから「スッキリに伝えておきました。月曜日担当に連絡してください」とのご連絡を受けました。「スッキリ」には昨年の秋にオープニングで自宅からリモート生出演し、加藤浩次さんからは「次の挑戦の時には取材に行きますんで!」と言ってもらっておりました。反響が大きく、noteの記事にもしていました。これは直前に、もう一押しできるなと手応えを感じました。普段は、神社仏閣にお参りしても、ただただ首を下げ、手を合わす感謝のみで願いごとはしない主義なのですが、今回は『激レアさんを連れてきた。」の反響メールでお薦めされた実家近くの京都市にある「田中神社」でギネス世界記録達成の御祈祷を受け、地元の代々木八幡神社の例大祭で祈願いたしました。3社にはお礼参りに行かねば、です。また沖縄産業まつりには久米島の久米仙が出店されていて、「名字ボトル受付中」とあるではないですか。

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思わず「フルネームでもいいんですか?」とお尋ねしたら、「お祝いですか?」と聞かれたので、同姓同名を集めてる云々と話したら、「知ってます、テレビで見たことある!」と言われ、30分で仕上げてもらって東京に持ち帰り、当日の東京カルチャーカルチャーに置くことができました。

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ちなみに久米島にはもう一つ、米島酒造という泡盛メーカーがあり、こちらも美味しいです。

本番まで1週間と迫った土曜日、朝日新聞社会部の長野祐介さんの取材を受けました。初っ端の「広告はなぜ産経だったんですか? 好きなんですか?」という質問には驚きましたが、タナカヒロカズ 運動に対する深い共感を『求む「タナカヒロカズ」さん 「三度目の正直」同姓同名ギネス記録へ』の記事にしてくださいました。朝日新聞が産経新聞の広告を取り上げるという、左派右派を超えた超党派での応援はうれしかったですね。朝日新聞のあとは歩いて日本テレビに伺い、『スッキリ』の月曜日担当演出の細川欣輝さんとディレクターの永井若苗さんと打ち合わせをしました。当初は当日取材のみの想定でいらっしゃったようなのですが、「あとちょっとでギネス世界記録に届きそうなんで、事前に取り上げてもらえませんか」とお願いしました。「こればかりは来週のニュースの混み具合によるので検討させてください」とのお答え。もちろん、当方、長年にわたり吹けば飛ぶような暇ネタコンテンツと自覚しております。本番当日には永井さんの一年先輩、賀川菜津子さんも撮影に来ていただいて、「スッキリ」2カメでの密着取材の対応をしてもらえました。

しかし、まさか翌週26日(水)の朝、「スッキリ」のオープニングでスタジオから生放送で出演することになるとは思いもしませんでした。月曜日の夕方に打診を受け、「これは勝負だ。恥ずかしいとか言っている場合ではない。グダグダになってもいいから、リモートではなく、スタジオに行こう」と決意したのでした。

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本当にあと5人集まれば記録をつくれるという状況でしたので、前夜から「こういう時は、矢沢永吉、永ちゃんだ」と意気込んで、『止まらないHa~Ha』をリピートで聴いて、自己暗示にかけて生放送に備えました。フリップを持つ手は傾いてしまいましたが、ちょっとがんばり過ぎたんでしょうね。”タナカヒロカズさんなら「親ガチャ」ならぬ「名前ガチャ」の大チャンス、宝くじに当たるつもりで来てください”と呼びかけました。Twitterの反響まとめページがすぐに立ち上がり(【スッキリ】全国の「タナカヒロカズ」さんは渋谷に集まれ! 同姓同名ギネス記録の挑戦へ)、なんと某有名サーバーが落ちて、このタナカヒロカズ運動ホームページが3時間見れなくなってしまっていました。この日は12時過ぎからABEMAヒルズで生放送Zoom出演「【タナカヒロカズ】同姓同名で大集合!若新雄純「人は共通点を見出して集まる理由を作る」もあったので、なんとか放送時間内にと念じていたら、番組の紹介枠の最後に復旧できました。しかし、新規エントリーのタナカヒロカズさんはゼロ。「やっちゃった」としょんぼりしていたら、午後になって続々と参加申し込みが届き、結果的には十数人のタナカヒロカズさんが増えることになりました。

この直前の盛り上がりで、また新規のメディア取材依頼を受けることができました。

その前週からNHKの報道局のカメラマン、北野孝治さんからも取材依頼のご連絡を受け、「どこに出せるかわからないけど」との前提でお会いしてお話ししたり、メールでタナカヒロカズさん情報を提供したりしていました。重度の知的障がい者と申告され、参加を相談するメールをくださった「田中寛和さん」のお母さまのこと。昨年、新型コロナウィルスのため50歳で急逝された、先天性の骨形成障がいで車椅子生活だった「ミニバンの田中宏和」さんとのエピソード。特にこのお二人のことに絞って取材を進められていると聞いていたのですが、そこにNHK総合の「サタデーウォッチ9」の記者の廣澤勇也さんから取材依頼があり、「同じNHKの報道局なので連絡を取られてはいかがですか?」と言いながらも、NHKは近所なので家に来られても困るので伺いますよと軽い気持ちでインタビューに応じに訪れたら、7名ものスタッフが待ち構えていらっしゃってびっくりしました。

またフランスのパリに本部を置く、世界三大通信社の一つ、AFP通信社の尾崎智洋記者から取材の打診を受け、国際的なニュースバリューはともかく、今回の漢字を問わないタナカヒロカズさんたちによる挑戦を「これまでジャック・デリダが批判した音声中心主義に逆らって、”田中宏和”というエクリチュールにこだわってきたが、三度目の正直はアングロ・サクソンのルールで勝負します」と調子の良いことを言ったのがウケたのか、本当に取材に来られることになったのです。

ようやく前日になって、186人のタナカヒロカズさんのエントリーリストを確認して、「これは明日、記録をつくれる」と安心することができました。

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関係者のみなさま、ご協力、ご支援をいただいたみなさま、熱かったり温かったりする応援をくださったみなさまへの御礼が目的の投稿ですので、当日の模様の詳細は割愛します。公式認定員の寺西ららさんはじめギネスワールドレコーズ・ジャパンのみなさまが178人全員の参加者のIDチェックをスムーズにこなされ、前入りのタナカヒロカズのボランティアのみなさんがワンチームとなって、誘導から交通費補助、寄附金受付、物販、アンケート回収のフローを見事につくってもらったのも感動的でありました。また渋谷のラジオからは制作部プロデューサーの島田亜紀恵さんはじめステージの演出のご協力をいただき、記録の濱松岳彦さん、タナカヒロカズさんの呼び込みの佐藤万葉子さんに、開局メンバーでつい最近転職した杉山桃子さんまでが「渋谷の田中宏和」が店長の物販の手伝いに駆けつけてくれたのはうれしかったです。オフィシャルフォトは信頼できるカメラマン、干場将信さんにお願いできました。

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渋谷ハロウィンで公務多忙なところ、前回の挑戦に引き続き立会人としてご参加くださった渋谷区の長谷部健区長は、地味に「タナカヒロカズ」に変装しながら、渋谷区でのギネス世界記録誕生を寿ぐスピーチをしてくださいました。渋谷区のビジョンである「ダイバーシティ&インクルージョン」の力を「漢字を問わないタナカヒロカズさんたち」で実感することができました。とかく「分断」や「対立」が生じやすい世の中に「だいたい同じでいいんじゃない!?」です。ギネス世界記録の認定証には「Shibuya」の文字がしっかりと記録されております。

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はたして一番ニュース速報が早かったのは、どの社か調べてみました。以下、Yahoo! ニュースからです。
10/29(土)
17:43配信 朝日新聞『タナカヒロカズ178人集結 同姓同名が集まるギネス世界記録を達成』
配信 共同通信『世界一の名「タナカヒロカズ」 同姓同名178人集いギネス記録』
配信 共同通信『同姓同名集結の世界記録更新』
配信 毎日新聞『「タナカヒロカズ」同姓同名の集い、ギネス記録 3度目の挑戦で』
配信 日刊スポーツ『「タナカヒロカズ」さん178人集まりギネス世界記録達成! 「マーサ・スチュワート」さん超え』
配信 よろず〜ニュース『渋谷に178人の『タナカヒロカズさん』大集合!3度目の挑戦でギネス記録「同姓同名の最大の集まり」』
配信 みんなの経済新聞ネットワーク『同姓同名「タナカヒロカズ」さん、渋谷に集結 178人でギネス世界記録達成』
配信 サンケイスポーツ『「タナカヒロカズ」さんが178人集う 〝3度目の正直〟でギネス世界記録達成』
配信 産経新聞『タナカヒロカズさん集結、同姓同名のギネス記録達成』
配信 時事通信『「タナカヒロカズ」さんが大集合 178人、世界記録更新 東京』

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最も早かったのは、朝日新聞でした。名前の通り早いというべきか、こんど社会部の歴代5人のご担当がお祝い会をしてくださるとのことで、何とも有り難いお話し。場所は串カツ田中が候補に挙がっているそうです。2番目の共同通信さんは見出し一位ですね、「世界一の名」は秀逸です。さらに、動画でも

電車内のデジタルサイネージIMG_20221029_230128

トップから3分差の3位の毎日新聞では、動画有りの記事も出してくださってました。
各メディアが今までの枠を超えてニュースにされる傾向を実感できました。
こちらは、週明け月曜日の『めざまし8』『めざましテレビ』でご紹介いただいたフジテレビですが、
配信 FNNプライムオンライン『タナカヒロカズは仲間を呼んだ!」178人の“タナカヒロカズ”集結でギネス世界記録更新』
前回2017年の挑戦時に水際だった取材、編集、枠取りをしてくださった情報制作局の西谷拓さんが、同僚の前田暁音さんに話をつないで多面的に取り上げてもらえました。
また『スッキリ』で大変お世話になった日本テレビも、
配信 日テレニュース『178 人の“タナカヒロカズ”がギネス世界記録「ここにいるだけで世界一」 同姓同名最大の集いで更新』とWEB記事でもニュースにしていただけました。

そして、当日の夜、8時55分からオンエアのNHK「サタデーウォッチ9」で歴史的円安よりも前の枠で8分にわたり報道してくださいました。こちら予告の動画に加え、SNS用のこちらも予告の動画に、番組内容のまとめWEB記事まで。ディレクターの野田大吾さんにはお世話になりました。

タナカヒロカズ番記者という意味では、こちらも10年以上のおつきあいになる日本経済新聞の小林明編集委員にも記事にしていただきました。『タナカヒロカズさん、同姓同名集合178人で世界記録達成』

翌日の日経新聞IMG_1085

翌日の日経新聞朝刊を見て、にやにやしていたら、レコードの田中宏和さんから、「イギリスのガーディアン紙のヘッドラインに!」とのお知らせ、「よく見ましたら、ガーディアンどころじゃなくて、ヨーロッパやアジア各国、中東まで各紙掲載されていましたね。さすがギネス!各国語バージョン見るの楽しいです。」との知らせ。確かに右下に。
TheGuardianHeadline

TheGuardianimage0

The Guardian『178 Hirokazu Tanakas set new namesake-gathering world record』

これはAFP通信の尾崎記者の記事が元になっていまして、オリジナル原稿の方には、英ガーディアンの転載記事では割愛された、昨年新型コロナのため50歳で急逝されたミニバンの田中宏和さんのお母様が来場された逸話が最後に紹介されていて胸を打ちます。

AFP News Agency『Remembering names at a party is never easy, except at a gathering in Tokyo on Saturday where all 178 guests were called Hirokazu Tanaka — breaking a record previously held by 164 Martha Stewarts Story by @TomohiroOsaki

週明けの月曜日は、前週のスタジオで加藤浩次さんから「記録達成したらスタジオに報告に来てください」の言葉通りに、オープニングで生出演でいただいたギネス世界記録認定証を手にご報告、お礼を述べることができました。再び Twitterで話題のまとめサイトが出来上がる反響で『スッキリで『タナカヒロカズさん』が話題に!』、契約のグレードを上げたのにまたサーバーが落ちました・・・。

他にも読売テレビ『す・またん』、日本テレビ『every.』、TBS『THE TIME』で当日取材に来られた西岡潤ディレクターの素材をもとに『ひるおび』(イベント前日に続き2回目)、系列の『ゴゴスマ 』『Nスタ』で、先に触れたフジテレビの『めざましテレビ』『めざまし8』、テレビ朝日は共同通信の動画素材をもとに『グッド!モーニング』で報道してくださいました。

前週の金曜日とこの日月曜日は会社は有休で対応し、ようやくひと段落したかと思った翌日火曜日。なんとBBCの国際ニュースになりました。
”World record set in Japan for largest group of people with same name”
キャスターもレポーターも「ヒロカズ・タナカ」を噛みまくり。世界中から寄せられたコメントも面白いです。NHKの素材をもとにしていますね。
同じBBC Newsでもこちらのキャスターの方が「ヒロカズ・タナカ」を流暢に発音されています。
”A world record for the number of people with exactly the same name”
さらにWEB記事にまで

オランダのラジオでは、ニュースとともに「タナカヒロカズのうた」が流れてたとか。
ギネスとマーサ・スチュワートのブランド力の掛け算でグローバルなニュースになりました。

ギネスワールドレコーズ・ジャパンの公式サイトのニュース『178人のタナカヒロカズが東京に集結!”同姓同名”ギネス世界記録を達成』(達成の瞬間の動画あり)

ギネス記録認定証IMGP4436

ギネスワールドレコーズとのやりとりで、この公式認定証は参加した178人のタナカヒロカズさん全員が購入権を得ることができました。

この記録は、178人だけでなく、当日いろいろな事情で来られなかった237人のタナカヒロカズさん全員によるものだと受け止めています。
挑戦前には「がんばらなくても世界一」とスローガンのように言っていましたが、
いざ5分間そこにいるだけでいいというギネスチャレンジタイムを経験して、
3歳から80歳のタナカヒロカズさんたちが集い、
中には重度の障がいでうまく会話することができない「アヒージョのタナカヒロカズさん」も含まれ、
「生きているだけで世界一」なのだと実感しました。
同姓同名で気づく、人間は誰一人として同じでない、唯一無二の存在、
Only One だからこそ、全員がBest Oneになれるのだとも感じ入りました。
そのBestの物差しはいろいろであっていいんです、もちろん。

去年50歳で亡くなった「ミニバンの田中宏和さん」のお母さん、妹さんに当日、大阪からご来場いただけることができました。 ht2022-0286

「ヒロカズは天国で喜んでると思います、ありがとうございます」
お母さん、田中すずこさん、泣かせるようなことを言うのはやめてください、です。

だから、「生きているだけで世界一」は、「生けていただけで世界一」でもあります。
自分の名前があるということは、今生きているということであるし、生きていたという証でもある。

わたくしの心の中では179人の世界記録です。

ギネス世界一はあくまで通過点。ギネス世界記録の認定証は早々に押し入れにしまいました。BBCの指摘通り「John Smith」や「王偉」さんなどの世界的なメジャー・ネームに記録は早晩破られることでしょう。むしろこの新しい遊びが広がって、世界の人々が同姓同名という共通点であらたな人と人とのつながりをつくる、人間関係のつなぎ直し(reconect)の新たなセーフティネットになりうる相互扶助のコミュニティがあちこちで誕生すれば、それはそれはうれしいです。小さなものから大きなものまで、平和なコミュニティが世界中に雨後の筍のように生まれたらたいへん愉快です。
だから2011年の時とは違って、今回は有頂天になることなく、自惚れることもなく、これからも淡々粛々と新しいタナカヒロカズさんたちにお会いしていきたいですし、新たなタナカヒロカズさんの誕生の知らせをみんなで喜びたいです。
次回のタナカヒロカズ運動全国大会は、サッカーワールドカップの周期にあわせて、2026年かなとも考えています。

100年、200年、300年後の世界でも「タナカヒロカズ」という名前の人間が生きていることが、タナカヒロカズ運動の究極の目標ですから。

今回のギネスチャレンジにあたって、関係者のみなさま、ご協力、ご支援をいただいたみなさま、応援してくださったみなさま、どうもありがとうございました!

締めとしては、父の田中宏直さん(10年前に他界)、母の田中瑞子さん、「田中宏和」と名付けてくれてどうもありがとう。

ほぼ幹事のタナカヒロカズ拝

 

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