2月4日にセルビアのベオグラードで打ち立てられた、
256人のミリツァ・ヨヴァノビッチさんによる同姓同名の集まり、
ギネス世界記録更新を2月9日に通報メールで知り、
2月11日に産経新聞に小枠で「再挑戦への誓い」広告を出稿するとともに、
プレスリリースを出したところ、
多くのメディアからの問い合わせ、取材出演の申し込みを多数受けることになりました。
ギネス世界記録挑戦開始から12年で3度目の正直で達成したかと思いきや、
百日足らずの98日間の世界一で、
セルビア人に敗れる。
たぶんネタとしての面白みが増量したのでしょうね。
まず記録達成の時には事前告知、事後報告で、
スタジオ生出演させてもらった日本テレビ『スッキリ』からは、
週明けの13日に3回目となるスタジオ生出演で、
報告して欲しいとの依頼を受けました。
お世話になった大きな借りを返すためにも、
「こんなわたしで良いならば」と早起きを厭わず引き受けました。
三月末で番組終了とのことで、
3回目の生出演で少々慣れたせいか、
MC加藤浩次さんのアドリブへの対応もそつなくこなせるようになりました。
企業の支援も受けて再挑戦はしたいけど、
むしろセルビアの人たちと交流したい旨を語ったところ、
「話がおかしくなってきてません?
企業からお金もらって国際的な合コンをするってことですか。」とのツッコミはさすがです。
続いて、TBS『ひるおび』。
記録挑戦前の紹介では、
「平和すぎやしませんか」と斜めなコメントを繰り出されていた、
コメンテーターの立川志らくさんが、
「なんだか応援しちゃいたくなってきた」とおっしゃったのは、
うれしかったです。
続いて、TBS『Nスタ』。
記録が抜かれたことが報道番組で取り上げられるとはと思っていたら、
その日のTBS『News23』でも紹介したいとの連絡を受けました。
次の挑戦のための資金集めのためオリジナル商品の販売もご紹介くださって、
感謝感激でございました。
翌朝の14日にまたしてもTBS、TBS様様!
『The TIME,』でも紹介され、
週末の金曜日の深掘りの取り上げにつながっていきました。
サッカーワールドカップやワールド・ベースボール・クラシックの期間に重なっていたら、
弾き出される話題なのに、ですね。
この日の昼はテレビ朝日制作のABEMA『ABEMAヒルズ』でも、
しっかりと報道してくださいました。
『”同姓同名”でギネス記録 田中さんのその後』は3月14日まで無料でご覧いただけるようです。
記録挑戦前でも丁寧に時間を取って扱っていただいていて、
【タナカヒロカズ】同姓同名で大集合!若新雄純「人は共通点を見出して集まる理由を作る」、こちらはYouTubeで観ていただけます。
そして、2月17日のTBS『The TIME,』の1週間振り返りコーナーで、「無」のテーマの中で取り上げてもらったのですが、
ディレクターがセルビアの記録達成の仕掛け人、
Robert Coban(ロベルト・チョバン)さんにインタビューした映像を「社労士の田中宏和さん」の事務所で、二人の田中宏和で観てコメントという取材受けをしました。
放送ではカットされたのですが、
ロベルトさんがわれわれの同姓同名が集まるという取り組みについて、
「楽しいエンターテイメント」と評価してれくたのはうれしかったですね。
このロベルトさん、セルビアで110くらいの雑誌を発行している、
カラー・コミュニケーションズというメディア企業のオーナーだったんです。
そして、ディレクターから「われわれと交流したい」と言っていると聞きました。
なんでも去年は日本とセルビアは友好関係140周年で、
ロベルトさんはベオグラードの日本大使館で行われた記念式典にも招待されたのだそう。
教えてもらったメールアドレスに連絡してみたら、
翌週月曜日にZoomで話をしようとなりました。
なんですか、この急展開。
2月20日(月)の夜、カタールからオマーンへ向かう客船に乗る、
ロベルト・チョバンさんとリモート初対面しました。
せっかくなので、スライドを準備してわれわれの取り組みを紹介しました。
(Zoomミーティングのスクリーンショットを撮って、
すぐにFBのアップする、さすがメディア企業オーナー!)
とても初対面と思えないくらい、瞬時に打ち解けましたね。
何しろ向こうの第一声が「Hi,Friends!」でしたから。
せっかくなので、交流するにとどまらず、
「国際同姓同名連盟(International Same Name Association)」の立ち上げを提案しました。
世界中の同姓同名の集まりのネットワークで平和を実現しよう、
90年代のコソボ紛争にはじまる戦火を経験してきたセルビアと、
平和憲法を掲げる日本からはじめる、
国際平和のためのNGOという構想です。というNGO構想ですね。
「Beautiful initiative!」と大賛成してくれました。
そして、Zoomでのミリツァ・ヨヴァノビッチさんたちとタナカヒロカズらのミーティングも。
そのうち「田中ミリツァさん」が生まれるかも。
いや「ヒロカズ・ヨヴァノビッチさん」かも、です。
その初対面の4日後にはISNAとしての最初のステートメントを発信。
2月24日はロシアのウクライナ侵攻から1年のタイミングでした。
そして3月1日にはISNAのウェブサイトを立ち上げました。
http://www.samenameunited.org
Twitter、Instagram、Facebookもアカウントを開設しています。
まさか、そんな高邁なNGOをはじめるとは予想だにできなかった展開ですが、
つい面白さのあまり出来てしまった次第です。
しかし、所詮「馬鹿馬鹿しいことをやってる」の原点、
その阿呆らしい初心を忘れず、
楽しい国際的親睦団体に発展できたらと思っております。
このスピード感には我ながら呆れるのではありますが、
いつものように「エンジニアの田中宏和さん」の超CTOの動きに、
アートディレクター植村倫明さんの仕事の早さに助けられ、
英語の監修はトム・ヴィンセントさんにお願いしました。
グローバルなビジネスに長けた「レコードの田中宏和さん」からもアドバイスをいただきました。
みなさま、ありがとうございました!
2023年に新たに加わったタナカヒロカズさんのご紹介は、
次の更新機会にお知らせしますね。
ほぼ幹事の田中宏和拝