書籍『全員タナカヒロカズ』(新潮社)が発売となりました。

本日、7月16日に「ほぼ幹事の田中宏和」が著者となり書き上げた、
書籍『全員タナカヒロカズ』が新潮社から発売となりました。

この本のタイトルを周りに告げると、「263人のタナカヒロカズ図鑑」と勘違いされることがわかりました。そんなグラビア本をタナカヒロカズが出すなら、それはそれで面白いのですが、違います!

また「31年になるタナカヒロカズ運動の歴史振り返り書」と思い込んでいる人もいました。確かにこれまでの疾風怒濤のドタバタな展開を時系列で笑いながら追っかけていただく本でもあります。

が、半分は当たっていますが、この本はあえて言うと、人文書でもあります。
タナカヒロカズ運動について、コミュニティに関する進化生物学の視点、名づけに関するレヴィ=ストロースの人類学の視点、さらに固有名について論理学や言語哲学の視点、九鬼周造が展開した偶然性の哲学の視点などなどから語る誰にも頼まれていない自主研究の書でもあります。
日本人のお名前の歴史、世界の名前事情も無駄なほど調査して盛り込んでみました。

結果、「人間にとって名前とは何か?」「これからの人間関係とは?」などにも今の私なりに答えを出してみました。

帯の推薦コメントをいただいた3名の重鎮の皆様には、恐縮至極でございます。

たとえ「私には同姓同名は絶対にいない」という人であっても、
「同姓同名的」な新しい人とのつながりが自分にも創造できるはずと思いいたり、動きはじめずにはいられなくなる本を目指しました。

だから、この本は。コミュニティのつくり方の本でもあります。

そして、先日、商標「タナカヒロカズ」が特許庁に認定していただきました。まずは第35類(広告関連)ですが、続いて第29類(干し芋のが該当する加工した野菜類や乾燥させた果実・野菜類)、第30類(精米・玄米などが該当)の登録査定のお知らせもいただいています。

となると、どんな名前でも商標になることができる。ブランドになることができるということを実地で証明できたのだなと感慨深い思いであります。この商標登録によりタナカヒロカズのみなさんが等しく共同利用できる資産となり、「タナカヒロカズ」のブランドネームを悪用や濫用から守り、安心して使用していただけることになりました。

つまり、この本は、ブランドのつくり方の本でもあります。

そして、図らずも我らタナカヒロカズは昨年の7月1日にタナカヒロカズカンパニーことタナカヒロカズ株式会社を起業し、事業化に取り組んでいます。

なので、この本は、ビジネスのつくり方についてはチャレンジ中の本なのです。

また今年の10月18日(土)には2度目のギネスチャレンジイベント、
256人以上のタナカヒロカズさんの集いを目指す催しを行います。
今回はなぜかイベントの後援にセルビア大使館、ハンガリー大使館が決定しているという、
タナカヒロカズ運動のまさかのグローバル展開の経緯についてもこの本で紹介しています。

さらにこの新著は、新潮社装丁室の気合いの入ったブックデザインをお楽しみいただけます。
250人以上のタナカヒロカズさんの顔が並ぶカバー、それを外すとタナカヒロカズさんのあだ名が並ぶ、ページをめくると22種類のタナカヒロカズの漢字表記バリエーションまで見事にデザインされています。

ぜひお手に取っていただきたいです。

現在、各所で試し読み電子書籍ページが2章まで無料公開されており、Amazonのは、こちら
https://amzn.asia/d/8FA06H5

気に入っていただけましたら続きの読破もお願いいたします!
Amazonの販売ページのリンクを貼っておきます。
https://amzn.to/4kAWVmc
ついでにQRコードも。

みなさんから読後の感想をいただけたらうれしいです!

引き続きタナカヒロカズ情報をお待ちしています。

ほぼ幹事の田中宏和

カテゴリー: 田中宏和の日々 パーマリンク